新聞に折込みが毎週入るようになった。後援会などの認可された政治団体による政治活動がたけなわだ。年末に近づいたので、新聞を整理しながら折込みを点検していて気がついた。
現在市長選に立候補を声明しているのはE氏とN氏だけだが、両陣営ともありきたりで同じ内容を繰り返し、完全なマニュフエストができてない様子だ。中立に見えるO市議は、折込みで両陣営の主張に割って入り、政策論争をせよとおせっかいにも口出しをした。正論だと思うが、悲しいかな彼の後援会は支持者が真っ二つと理解できる。
E氏とその支持団体のチラシで、政治活動で許されない文言を見つけた。紙面に「上野原市長選挙に立候補する」と書いてある。政治団体による文書の内容には規制があり、「知事選」や「市長選」などの選挙名を特定すると公選法に違反する。この文書は選管と警察では取り扱いに苦慮しているだろうと推察する。
また、E氏は講演会で、聴診器を持ち込んで医療行為をした挙句に、同氏の支持をお願いしたと聞いた。利益供与があると解釈できるので、公選法違反は明白である。証人が何人もいるのだからもみ消しは不可能だろう。選挙が終わってから問題化する可能性もあるので注意を要する。
両陣営とも選挙違反のないように、公明選挙を実行してもらいたい。
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